雑記ブログ(仮)

アウトプットの練習。書きたいこと書く。

【雑談力】雑談は、普段の会話とは、全く違う。

こんにちは、ミツ(仮)です。

今回は「超雑談力」という本を読んでみたのでその感想を書き連ねたいと思います。

最近初めましての人に会う機会が多くて、だいたいそういう時って雑談するじゃないですか。

ただ、なかなか盛り上がらないんですよね。いや、最初は盛り上がるんですけど少し経つとお互い話題が尽きて沈黙が流れる的な。

そんなことを悩んでる時に the! みたいなタイトルの本があったのでつい手に取ってしまったという感じです。

本の概要

まず著者はこのように言います。

「雑談は、普段の会話とは、全く違う。」

普段の会話つまり、おしゃべりというのは気心が知れた友人や家族とするもの。 一方、雑談というのは会社の上司や初めて知り合った人のように微妙な間柄の人と会話することで、 おしゃべりとは全く別物だと著者は言っているのです。

別物であるゆえに普段のおしゃべりの感覚で喋ってしまうとうまくいかないと、雑談に適した話し方つまり雑談力を身につける必要があるのです。

この本はそんな著者の考えのもとNG例とOK例とを挙げながら36個の雑談のコツを解説してあります。 今回はその中から個人的に面白いな、使ってみようと思ったものいくつか紹介します。

雑談は情報のやり取りではない、気持ちのやり取りである

いくつかのコツで横断的に言われていることなんですが、これが雑談の超基本的なルールとして語られています。 「自分がどう感じたか、どう思ったか。」そんな、言ってしまえばどうでもいい、今後役に立ちそうもないことが大事なのです。

でも確かにそうですよね。例えば、昨晩地震で揺れたして、

「昨日の地震震源はどこどこで震度は幾つで津波の被害もあったそうですよ」

って言われるより

「昨日の地震があってめっちゃ怖かったです。部屋中ものが散らばって大変でした。」

って言われた方が面白くありません??もっと話し聞きたい、広げたいってなりますよね。

僕はこれを読んでこれから自分が話すときは、積極的に自分がどう思ったかを情報に付け加えて話そうと思いました。 じゃあどうやって気持ちのやり取りをすればいいのか、という具体的な方法もこの本では解説しています。

趣味はなんですか?と聞いてはいけない

「趣味はなんですか?」ってよく聞いちゃいますよね。相手の得意分野を聞いて、自分と共通点があれば無論盛り上がりますし、 共通点がなかったとしても、相手に興味を持って深掘りすることで話を広げることができますからね。

ただこれよくないらしいです。 何が良くないかっていうと、相手の好きなことを聞くこと自体は正解なのですが聞き方がよくないとのこと。

「趣味はなんですか?」と聞かれると相手は

「この人の趣味はどのレベルのことを指しているのだろう。。」 「趣味と胸を張って言えるものなのだろうか。。」

と色々考えてしまいます。

この内容を相手に聞くとしたら「最近はまっていることはなんですか?」と聞くのがいいです。 これは趣味などという堅苦しいものではなくただただ最近ハマっていることを答えればいいので楽ですよね。

つまり、「趣味」を「ハマっていること」に言い換えようってことです。 これは確かにと思いました。他にも言い換えパターンとして

「何かこだわってるんですか?」より「何か特別なことしてるんですか?」と聞く

というのも紹介されていました。 このようなちょっとした言葉使いって大事ですね。

その他

ちょっと思ったより文量が多くなってしまったのでここからは箇条書きで。

  • 「全然オチのない話なんですけど、いいですか?」と最初に言ってしまう。そうすることで話す側も聞く側も安心して雑談することができますね。

  • 「気づき + いいね」。「髪きった?」と気づくだけで満足してましたけど、似合ってることを付け足して言うかどうかで相手の受け取り方もだいぶ変わるなと感じました。

終わり

この本を読んだ感想としては、微妙な距離感の人たちと会話する時には使えそうだなと思いました。 個人的にはもう少し近しい距離感の人との会話で使えるコツをもっと知りたいなと感じました。

ともあれ上記に書いたようなことは近しい距離感の人との会話でも使えそうなので今後の雑談生活に生かしていきたいなと感じました。

書き方的には文字も大きく、色やイラスト、会話の例が織り交ぜてあり、読書初心者の僕でもすらすら読めましたので、 読書始めてみたいけど最初から難しいのはちょっとな、、という人にもオススメです。

普段会社の上司や取引先、ご近所さん付き合いに悩んでる方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。